【新華社上海7月27日】中国が独自に研究開発した世界初の顔認証機能を備えたATM機が検収に合格した。京東銭包は顔認証システムを最初に出し、招商銀行は顔認証システムを試行し、平安普恵金融は顔認証システムを利用して最速で6分間で貸付が可能になる。また、微衆銀行は顔認証技術を利用し、貸付業務の遠隔操作を初めて実施する。近頃、顔認証技術の応用は爆発的に増加する傾向にあり、決済、現金引き出し、貸付などの金融分野の手続きが「顔認証時代」へと段階的に進み始めている。
アナリストは、次のように分析している。インターネットの本質的な特徴は高効率と迅速さであり、資金取引のプロセスでの指紋、顔認証技術の応用は、決済プロセスを簡略化できるだけでなく、最も重要なことは、生体特徴認証によって決済手続きを行うことで、決済の安全指数が大幅に高まることだ。
一方で、特に管理リスクが最優先させる金融業界では、依然として顔認証システムの導入に対する懸念もある。業界の専門家は次のように指摘する。顔認証システムの金融、セキュリティーなどへの導入は尚、未知の部分が多い。例えば、金融分野の顔認証決済システム、セキュリティー分野の高い安全性が求められる(例:銀行貸金庫)入退室制御システム、認証一致性検証システム、ブラックリスト対象者モニタリング警告システムなどがある。
(新華網日本語)
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