米アップル社は22日、2015年度第3四半期(4-6月)の業績を発表した。このうち大中華圏の売上高増加幅は112%と、世界各地の市場を圧倒した。だが同社は、世界が注目するApple Watchの具体的な売上については、今回言及しなかった。京華時報が報じた。
同社の財務報告によると、当四半期の売上高は、前年同期比32.3%増の496億500万ドル(約6兆2千億円)、純利益は同38%増の106億7700万ドル(約1兆3千億円)だった。
大中華圏についてみると、売上高は同112%増の132億3000万ドル(約1兆6千億円)。世界から注目を集める Apple Watchの具体的な売上高と販売台数については、公表されなかった。
アップルの大幅な成長を示す財務報告だったが、資本市場でその好業績が認められた訳ではなかった。発表当日、同社の株価は1.03%下落、終値130.71ドル(約1万6千円)で引けた。
市場の分析によると、アップルの株価が下落した要因の一つとして、同社の第4四半期売上予測が、市場予測の511億ドル(約6兆3400億円)を下回る490億ドルから510億ドル(約6兆円から6兆3200億円)と発表されたことが挙げられる。
(人民網日本語版)
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