(資料写真)
【新華社ベルリン7月17日】ヨーロッパ南天天文台は15日、天文学者が木星に類似した惑星が太陽に類似した恒星の周りを公転していることを発見し、この惑星の星系は我々が位置する太陽系と似ている可能性が高いと発表した。
ある国際天文学者チームはヨーロッパ南天天文台のチリにある望遠鏡を利用して観測し、くじら座に木星と類似した惑星があることを発見した。この惑星は木星の質量に相当するだけでなく、且つその恒星HIP11915からの距離は木星と太陽との間の距離とほぼ同じだという。
また、恒星HIP11915はほとんど太陽の「複製本」で、質量にしても、年齢にしても物質の成分にしても太陽と似ている。
木星は太陽系で質量が最大の惑星だ。現行の理論によると、木星の質量と同等の惑星は惑星系全体が形成される過程で、重要な役割を担っている。天文学者は、新たに発見された木星に類似した惑星と恒星HIP11915が位置する星系は、太陽系と似た「双子の姉妹」のようであり、この恒星からより近い距離に地球に類似した惑星が存在する可能性が高いと推測している。
(新華網日本語)
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