【新華社ロンドン7月16日】アップルのモバイルサービスの重要な一環となるモバイル決済サービス「アップルペイ」は14日、英国で導入された。これにより、英国は「アップルペイ」の米国以外での市場開拓の第一弾となった。
このサービスは近距離無線通信技術(NFC)を採用し、ユーザーはクレジットカード、又は銀行カード情報をスマートフォンの口座に事前に入力するだけで、アップルのスマートフォンで店舗の決済端末との非接触型決済が可能になる。また、スマートフォンの指紋センサーでユーザーを認証することによって、カードを提示するステップが省略され、決済がより迅速になる。iPhone6、iPhone6s及び「アップルウォッチ」のユーザーは現在、このサービスを利用できる。
このサービスは開始初日からロンドンの地下鉄とスターバックス、マクドナルド、マークス&スペンサーなどの一部の主要小売販売店で利用できる。
アップルのこのサービスは、市場で注目を集めているが、将来的に大規模な競争に直面すると見られる。競合相手にはサムスンが開発中の類似サービスとグーグルがアップグレード後に再開発した「アンドロイド・ペイ」が含まれる。
(新華網日本語)
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