ニューヨークの国連本部で現地時間10日、エボラ出血熱が大流行した西アフリカ諸国を支援するための国際復興会議が開かれました。国連駐在中国の劉結一大使は「中国政府が新たに500万ドルの現物為替を追加提供する」と発表しました。
劉大使は「中国側は西アフリカの復興に引き続き支援し、疾病予防システムの建設や、医療衛生インフラ施設の建設を支持し、参加していく。国際社会は病院や実験室、医療機器などのハードウェアの面で協力するほか、医療関係者の育成、衛生システムづくり、公共衛生応急管理メカニズムの構築などのソフトウェアのレベルアップにも支援しなければならない」と述べました。
中国は、西アフリカ諸国を支援するため、これまで約1億2000万ドルを拠出し、1200人あまりの医者や看護士を派遣しています。
(中国国際放送局)