【新華社ロシア・ウファ7月10日】ロシアのラブロフ外相は9日、ロシア大祖国戦争と中国人民抗日戦争勝利70周年を記念する際に、一部の地域で現れている第二次世界大戦の歴史を改ざんする企て対し反撃を加えると表明した。
ラブロフ外相は当日上海協力機構(SCO)とBRICSウファサミットの枠組み内で行われた記者会見で、ロシア大祖国戦争と中国人民抗日戦争勝利70周年は神聖な日にあたる。現在ある国では第二次世界大戦の成果を否定し、ナチス分子を美化する状況が現れているが、これは非常に危険なことで、国連を中心とする国際関係体系に対する挑戦であり、国際社会はこのマイナス的思潮を警戒すべきだと述べた。
ウファで開催中のSCOサミットでは、世界反ファシズム戦争勝利70周年に関する声明が発表され、第二次世界大戦の成果を共に守り、烈士をしのび、歴史を銘記し、未来を切り開くという共同の主張が詳しく述べられる予定だ。
(新華網日本語)
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