【新華社国連7月1日】国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は6月30日、報道官を通じて声明を発表し、中国が気候変動に対処する国としての自主的約束文書を提出したことに対し歓迎の意を表した。
ハク国連事務総長副報道官は定例記者会見で、中国と韓国は当日自主的約束文書を提出し、今年末のパリ気候変動会議で新たな気候変動協議を達成するために原動力を注ぎ込み、重要な貢献を行ったと表明した。
ハク副報道官は次のように述べた。潘事務総長は中国の習近平国家主席が気候変動に対処する問題でリーダーシップを示し、そして力強い承諾を行ってくれたことに感謝している。潘事務総長はまた、他国がそれぞれの国の自主的約束文書をできるだけ早く提出するよう奨励する。潘事務総長は、各国がパリ気候会議前に自主的約束文書を期日通りに提出することは、意義のある気候変動協議の最終的な達成にとって極めて重要だとの見解を示した。
中国は6月30日、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局に気候変動に対処する国としての自主的約束文書である『気候変動に対処する行動を強化する—中国の国としての自主的約束草案(INDC)』を提出している。文書によると、2030年までに、中国の 国内総生産(GDP) 当たりの二酸化炭素排出量を2005年比60%~65%削減させるとのことだ。
(新華網日本語)
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