インドは第二の株主で、引受資本が83億6,700万ドル、ロシアは第三の株主で、引受資本が65億3,600万ドルに上り、インドの投票権に占める割合は7.5%、ロシアは5.92%となっている。
AIIBは現在、本部を北京に置くことを決定した。協定によると、同行は他の地域に機関、又は弁公室を設立することも可能だ。関係方面の具体的な手配は、今後のAIIBの業務の発展ニーズに応じて、各関係者が共同で協議を行って決定する。
協定に署名後、AIIBが即時に設立を発表できるわけではない。今回は57カ国の政府代表が調印式に出席し、このうち、その国の国内審査・許可手続きを通過した50カ国が協定に正式に調印する。手続きを完了していないその他の国は、2015年末までに協定に署名しなければならない。各創設意向メンバー国はまた、2016年12月31日までに本国の立法機関の批准を得てはじめて、アジアインフラ投資銀行の創設メンバーになることができる。
当然ながら、AIIBの正式な営業開始はそれほど遅くならない見通しだ。協定は10カ国以上の署名国側が批准し、且つ署名国側の初期引受資本金が引受資本金総額の50%以上に達する限り、同行の今年の年末の営業の正式な開始を保証できると定めている。
(新華網日本語)
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