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中欧の戦略的協力は世界の平和と発展に有利
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-06-29 15:49:47 | 新華網日本語 | 編集: 李大超

 【新華社北京6月29日】国務院の李克強総理は28日に旅立ち、欧州連合(EU)に赴き第17回中国・EU首脳会合に出席し、その足でベルギーを訪問し、またフランスを公式訪問して、経済協力開発機構(OECD)本部を訪問する。今回の訪問は中国が欧州を深耕する再度の重大な外交行動だといえる。

 現在、中欧はいずれも改革をはかり、発展を促進しており、双方は発展の道にある利益共同体で、中欧の協力強化には重要な戦略的意義がある。中欧の全面的戦略パートナーシップの発展は新たなチャンスを迎えている。

 互いの優位性を共有し 世界経済の回復力を高める

  中欧は世界の重要な二大経済体で、双方が経済貿易、投資や金融といった分野での協力を深めることは、中欧が世界経済の重要なエンジンとなり、世界経済を安定軌道に戻し、回復を向上させるのに有利だろう。

  ここ数年、欧州債務危機とギリシャ債務危機の影響を受け、欧州の内部改革が直面する圧力は比較的大きく、発展の任務はやや困難であり、EUは中国との経済貿易、投資といった分野での協力強化を通して、中国発展のチャンスの助けを借り、欧州発展のために「活水(かっすい)」を引き寄せられるよう望んでいる。

  中国社会科学院欧州研究所の田徳文研究員は、次のような見解を示している。経済貿易関係は中欧関係のバラストであり牽引車だといえる。中欧双方は経済貿易分野の相互補完性が強く、中国は資金や市場などの分野で競争優位性を持ち、EU加盟国は技術などの方面で伝統的な優位性を持っている。今回の首脳会合を通じて、双方は中欧の経済貿易関係の発展を更に推進させる見通しだ。

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