中国の王毅外相は25日ネパールの首都カトマンズで、震災地を訪れた後記者のインタビューに答え、「中国とネパールは運命共同体で、家族のような関係だ」と述べました。
王外相は「ネパールは小さい国だが、中国にとって非常に友好的な国だ。チベット問題を含む中国の核心的利益に関わる問題において、ネパールは終始中国を断固支持している。このほど、ネパールは大地震に見舞われた際、中国はためらわずにネパールのそばに立ち、援助の手を差し伸べた。これこそ良い友人のあり方で、真の友人である以上、全力を挙げて助けるべきだ」と強調しました。
また、ネパールの再建について、王外相は「中国側の援助はネパール側と十分に協議したうえで、ネパールの需要と願いを尊重する。主にインフラ整備、国民生活の改善、防災と減災及び文物の保護と修復能力の向上という3つの面に重点を置く」と示しました。
さらに、今回ネパール訪問のもう一つの重要な成果は、インドと重要な共通認識に達したことです。ネパールにとって2つの最大の隣国として、中国とインドはネパールの再建に参加し、関連の意思疎通を強めることで一致しました。
(写真は新華網より 文字は中国国際放送局より)
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