北京市にある宋慶齢旧居で21日、中日民間文化交流会(中国の宋慶齢基金会と日本の全国農業協同組合京都中央会の共催)が開かれました。中国の伝統祝日である「端午節」の連休にあたり、日本政府や企業など各界から約300人と、中国の約200人の民間代表者らが集い、食文化や民俗文化をめぐり交流しました。
中国伝統的な粽(左) 大人気の棗の汁物(右)
交流会では、日本の茶道や浴衣の体験コーナー、中国の伝統的な点心や民俗娯楽などのコーナーが設けられました。食のコーナーでは、中国の伝統的なお菓子が披露され、特に端午節の粽は多くの日本の婦人たちに人気でした。日本のように肉が入っている粽と違い、甘い棗を入れるのは中国の常識。また、一番人気が高かったのは、サンザシの汁物で、甘酸っぱく、暑い夏の北京にピッタリだと大好評でした。