2015年の中国大学統一入学試験は、7−8日に実施される。北京市教育考試(試験)院の関係者は4日、規定違反を避けるため携帯電話などの通信ツールを持たず、規定通りの用具を持ち試験会場に入るよう呼びかけた。また時間の統一ができないことによる問題を避けるため、今年の試験会場には時計が設置されない。受験生は腕時計を使うことができるが、一般的な時間計測の機能を持つ時計に限られる。通信と時間計測の機能を兼ね備えるアップルウォッチは、試験会場に持ち込めないことになる。北京晩報が伝えた。
規定で持ち込み可能なのは、黒のサインペン、2Bの鉛筆、未包装の消しゴム、定規、コンパス、三角定規など。携帯電話などの通信ツール、電子記録・再生装置などは持ち込めない。試験内容に関する資料、もしくはそれを記録したアップルウォッチなどの電子機器を持ち込んだ場合はカンニングとみなされ、試験の各段階・各科目の成績が無効となる。
(人民網日本語版)
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