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映画ドラえもん、中国で上映開始 中日関係の追い風に
jp.xinhuanet.com | 発表時間 09:14:05 | 中国网 | 編集: 谢艳

  あの青い太っちょが中国の銀幕に帰って来た。28日、日本のアニメ「STAND BY ME ドラえもん」(以下「ドラえもん」)の上映が中国で始まった。興行収入統計サイト「電影票房」のデータによると、人々の子ども時代の思い出の詰まった「ドラえもん」は初日、2000万元の売り上げを記録した。日本共同通信によると、3年ぶりに中国の映画館で上映される日本映画「ドラえもん」は幅広い年齢層の観客を集める見込みだ。

  日本経済新聞の28日の報道によると、中国の映画館で最後に公開された日本映画は2012年7月の「ウルトラマン」だった。その後、日本政府による釣魚島の「国有化」で、日本映画と中国の銀幕との縁は遠ざかっていた。中日両国の映画界の絶え間ない働きかけによって「ドラえもん」の中国上映が実現した。「中国の子どもにも広く愛されているドラえもんが、日中関係の改善ムードに追い風を吹かしてくれるのではないか」との期待が高まっている。

  「ドラえもん」は昨年8月に日本で公開された。原作の第1話「未来の国からはるばると」から始まり、ドラえもんと主役ののび太の出会いから別れ、再開までを描く心温まるストーリーである。原作でおなじみのジャイアンやしずからももちろん登場する。「ドラえもん」の日本での興行収入は83億8千万円(約4億2千万元)に達し、昨年の邦画興行収入第2位となった。日本の映画サイトでは3.78点(満点5点)の評価を得て、第38回日本アカデミー賞では最優秀アニメーション作品賞を獲得した。中国語版「ドラえもん」の吹き替えには、テレビ版ドラえもんの声優・劉純燕のほか、韓庚や周冬雨らのスターも起用された。

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