2015年5月13日、日本では当たり前のことでも、多くの中国人にとってフシギなことはたくさんある。そのひとつが、夫婦が別々の寝室で休む習慣らしい。日本の夫婦は不仲でなくてもどうして同じベッドで寝ないのか?中国の大手ポータルサイト・網易(NETEASE)が、その理由を報じた。
日本のある不動産会社の調査では、日本の夫婦の38%が別の寝室で寝ている。年代別にみると、30歳代の27%、40歳代の39%、50歳代35%、60歳代50%が別室だという。その理由は果たして、夫婦が不仲だからなのだろうか?その主な理由は以下の通り。
1.相手のいびきがうるさいから
2.心地よいと感じるエアコンの設定温度が互いに違うから。一般に、夫に合わせると妻は寒くて眠れない。
3.就寝時間が合わないので、互いに睡眠を邪魔しないようにするため。恒常的な残業が問題の原因となっている。もしも夫婦共稼ぎであるなら、問題はさらに深刻になる。
4.夫の単身赴任が多いから。多くの大企業がさした理由もなく職員を転勤させ、遠隔地に何年も勤務させる。子どもの就学問題が絡めば、夫の単身赴任を選ばざるをえないケースが多い。
5.夫婦としては破たんしているが、法的な離婚は避けたいから。関係の冷めきった相手と同じ屋根の下で暮らし続けるなら、せめて寝室を別にするしかない。
中国人がこの問題に疑問を感じる大きな理由は、日本の住宅の狭さだ。家具に工夫を凝らすなどして、限られた空間を最大限に生かさなければならないような住環境なのに、なぜ寝室は別にするのか?という点が不可思議だったようだ。
(新華網日本語)
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