【新華社モスクワ3月19日】ロシア連邦観光署のサフノフ署長は17日、ロシア辺境サービス局の統計データによると、2014年に中国からロシアを訪れた観光客は延べ110万人を超えたことが示したと述べた。これにより、中国はドイツを超えて、ロシアにとって最大の観光客の供給源となった。
サフノフ署長は同日、モスクワで開かれた第3回中国・ロシア観光フォーラムで、2014年は団体旅行でロシアを訪れる中国人観光客が延べ40万人を超え、前年比で10%増加したと述べた。サフノフ署長は「非常に良い結果」であると同時に、中国からロシアへの海外旅行市場は「まだまだ大きな潜在力を秘めている」との認識を示した。
サフノフ署長はまた、ロシアは措置を講じて「ロシアを訪れる中国人観光客に快適さと楽しさを実感させ」、中国のさまざまな社会的階層と年齢層に合わせた新しい観光商品を開発し、より多くの中国人観光客を誘致しなければならないと見做している。
ウクライナ危機でロシアと西側諸国の関係が悪化したため、2014年はロシアを訪れる欧米人観光客急減したが、アジア諸国からの観光客は増加し続けている。
(新華網日本語)
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