2015年3月3日、ジャッキー・チェン(成龍)が14年前に出演したCMから「duang(ドゥアン)」という流行語がいきなり誕生。ネット界だけでなく一般社会にもいち早く広まっている。新浪が伝えた。
中国の動画共有サイトにこのほど、ジャッキーが過去に出演したシャンプーCMを加工したものが登場し、一気に注目された。薄毛を防ぐシャンプーのCMでジャッキーは、オファーを引き受けるまでのいきさつを語り、髪がCG加工で「ぼわわ~ん(duang)」と増えた、とオリジナルすぎる擬態語で大げさに表現。これが中国のネットユーザーに大ウケした。
ネット上でまたたく間に広がった「duang」は、ジャッキーの中国語名「成龍」を上下に組み合わせた造字まで登場。「成/龍」の一字で「duang」と読ませている。
現在、ネット上で見かける「duang」には、これと決まった意味があるわけではない。ジャッキーと同じく擬態語として使う場合もあるが、同シャンプーのメーカーが偽物を生産したとしてのちに取り潰されたこと、ジャッキーがCG加工の増毛を語ったことから、「偽」「加工」「インチキ」といった意味で使われることが多いようだ。
(新華網日本語)
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