ドイツ通信社は27日、「中国が真の革新力を手にした」と報じた。欧州特許庁が26日にブリュッセルで発表した年間報告書によると、2014年度の特許出願件数は27万4000件に達し、過去最多を記録した。科学技術大国と呼ばれる米国が、依然として大差をつけて1位となった。2位は日本、3位はドイツ、4位は中国、5位は韓国。
ドイツの財政・経済サイト「finanzen.net」によると、中国の特許出願件数は2万6500件に達し、前年比で約2割増となり、増加率が世界最高となった。中国経済は「世界の工場」から、技術革新へのモデルチェンジの道を歩んでいる。欧州特許庁の長官は、中国の特許出願件数が急増しており、中国経済の活力と力強い革新力を示していると指摘した。
独週刊誌『フォークス』によると、「特許企業トップ10社」のランキングのうち、韓国のサムスングループが2541件で首位になり、フィリップスが2317件で2位、シーメンスが2133件で3位、LGが1638件で4位になった。中国の通信機器メーカーのファーウェイは、1600件で5位になった。マイクロソフト、グーグル、アップルなどのIT大手は、以外にもトップ10入りを逃した。
(チャイナネット)
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