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2015年2月23日、旧正月の大みそかを飾ったCCTVの年越し番組から、アンディ・ラウ（劉徳華）とカレン・モク（莫文蔚）の歌が「落涙ソング」として人気沸騰している。
中央テレビ（CCTV）の年越し番組「春節晩会」は、「中国の紅白」とも言える国民的番組。今年は今月18日に放送されたが、視聴率は年々ダウンし、その数字が毎年話題に。今年は視聴者数が初めて7億人を下回った。
毎年、ヒット曲や流行語を生んできた「春節晩会」。今年は特に「見どころなし」と酷評されているものの、俳優アンディ・ラウが歌った「回家的路（家に帰る道）」、女優カレン・モクが披露した「当[イ尓]老了（あなたが年をとったら）」の2曲が、「落涙ソング」としてネット上で人気沸騰している。
「回家的路」は、アンディの最新主演作「失孤」のテーマソング。映画では姿を消した幼い息子を何年も捜し続ける父親を演じたアンディが、その心情を投影させて作詞したもの。カレン・モクの「当[イ尓]老了」は、アイルランドの詩人イェイツの「When You Are Old」を中国語訳したものだ。どれも静かでシンプルな楽曲だが、「癒やされる」として一躍話題に。過去に同番組で生まれた数々の「洗脳ソング」とは対照的な曲ながら、人々の心をがっちりつかんでいる。
（新華網日本語）
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