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「長征5号」ロケット本体動力システムの試運転成功
jp.xinhuanet.com | 発表時間 10:41:06 | | 編集: 呉寒氷

 中国国家国防科学技術工業局によりますと、中国で積載量が最大の「長征5号」キャリアロケットは9日の午後4時、動力システムの試運転に成功したということです。これは「長征5号」の研究における重要な地上試験であり、中国がこれまで実施した中で最大規模・最長時間の動力システムの試運転でもあり、「長征5号」の研究が重要な進展を収めたことを意味しています。

 今回の試験に使用された「長征5号」ロケットの本体は直径5メートル、全長およそ33メートルで、無毒・無汚染の液体酸素・液体水素を推進剤としています。点火後、ロケット本体の各システムが安定的に稼働し、エンジンが入力されたプログラムに従い作動し、予定の目標を達成しました。

 「長征5号」ロケットは中国の重要な航空科学技術プロジェクトの一つで、2006年に国務院の許可を得てから研究段階に入り、国防科学技術工業局が実施し、航空科学技術グループが研究開発したもので、中国の月探査 プロジェクト第3期、有人宇宙ステーションなどの任務を担っています。現在は試運転段階に入っており、2016年に海南島に新たに建設される衛星発射センターで、初の飛行試験が実施される予定です。

(中国国際放送局)

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