羊年の春晚は、往年とどんな点が異なるのか。哈文総監督は4つの見所を紹介した。一、中央テレビ局の「春晚」は史上初のマスコット「陽陽」を出して、セレモニーとしての「春晚」を際立たせる。二、ニューメディアとの双方向性イベントを初めて導入した。多数の家族写真を事前に募集し、視聴者が参加する『難忘今宵』歌曲のビデオも募集した。羊年の「春晚」で、視聴者はオープニングとフィナーレが呼応した演出を見ることができる。オープニングは「神州大地共奏春節序曲」で、フィナーレは「『難忘今宵』の合唱」。三、出演者は年配層、中年層、青年層の三代が多く、一般からの芸達者も登場し、全民の「聯歓晩会の祭典」を真に実現する。四、今年の春晚は実質的に2014年の1年間の集大成と伝統的な中華文化を体現する。
「家和万事興」(家庭の睦まじくすれば万事が繁栄する)は今年の「春晚」のテーマになる。「このテーマで、実際にすべての人が心に描く家族がどんなものかを伝えたい。」と哈文総監督は語る。
30年余りにわたり、定刻に「春晩」を鑑賞することは、大晦日の夜の食事と同様に、世界の華人が春節を楽しく過ごすために欠かせない文化的行事となっている。「『春晩』は娯楽番組であるだけでなく、独特の文化現象と言える。」中国の文化学者で、米国人のディビッド・モーザー氏は、中央テレビ局の「春晩」は伝統ある文化と価値観を伝播するだけでなく、ますます多くの現実問題に関連している。「中国を理解するなら、『春晩』を鑑賞しよう。」と語った。
(新華網日本語)
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