東アジア地域の青少年の中で、非常に人気の高い日本のアニメ「美少女戦士セーラームーン」のミュージカル「美少女戦士セーラームーン~Petite Etrangere~」の初の海外公演が上海で開催された。本公演(全5回)は、中国のアニメファンや芸術ファンの熱い注目を浴びた。
1992年に放送開始された「美少女戦士セーラームーン」は、漫画、アニメ、音楽、ゲーム、ミュージカルなどあらゆる映像コンテンツの領域に派生するとともに、日本に関わる領域でさまざまな就業チャンスをもたらした。
同ミュージカルを制作した、ネルケプランニング代表取締役の松田誠さんは、「2015年は、中国の観客に舞台劇を上演する。我々は、システム化された運営モデルを有し、日本側はこのノウハウを中国側と共有したいと思っている。制作の観点からみると、このミュージカルは、懐かしいアニメ・漫画を題材にした作品となる」と語った。今回、新たに制作されたミュージカル公演は、元宝塚歌劇団宙組トップスターで、現在宝塚歌劇団の指導を担当している著名な俳優、大和悠河も招請し、中国人観客の歓迎を受けた。
本公演を鑑賞した中国のアニメ・漫画ファンは、「今後、中国でも10~20年前の名作アニメ・漫画をもとにしたミュージカルを公演してほしい」と語った。
ミュージカル「美少女戦士セーラームーン~Petite Etrangere~」の上海での初公演に続き、2015年の2月、3月にはミュージカル「テニスの王子様」の台湾・香港公演が開催される。
(人民網日本語版)
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