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李克強総理がWEF国際ビジネス評議会代表との対話会に出席
jp.xinhuanet.com | 発表時間 16:21:08 | | 編集: 呉寒氷

 【新華社スイス・ダボス1月22日】中国国務院の李克強総理は現地時間21日午後、ダボスで世界経済フォーラム(WEF)国際ビジネス評議会代表との対話会に出席し、各国の企业家と深い交流を行った。

 李克強総理は現在の中国改革の重点に関する質問に回答した際に、次のように表明した。中国は改革の全面的深化に取り組んでいる。2015年に中国は重点分野の改革を継続的に推進し、政府と市場の関係を適切に処理することが第一の任務になる。我々はレベルがより深く、分野がより広範的な行政審査許可制度の改革を進行し、市場をより活性化し、公平な競争に適した市場環境を創設する。我々は税収と金融の重点分野の改革を推進し、財政を公共製品と公共サービス分野により多く投入する。我々は開放型の体制を継続的に構築し、サービス業の対外開放を拡大し、外資の市場参入許可をより一層に緩める。

 李克強総理は中国の経済リスクへの対応に関して回答した際に、次のように表明した。中国の不動産市場は現在、少し変動が生じている。一方で、中国の都市化はまさに安定して進展し、巨大な潜在力を秘めている。中国の不動産市場の根強いニーズは長期的であり、今後も中国国内の関連業界と製品供給をけん引していくと見られ、不動産市場を一定期間にわたり調整することは正常でもある。また、中国政府はシャドーバンキング問題に非常に注目し、相応の措置を講じ、シャドーバンキングを管理監督範囲を入れるように努める。中国政府は地域性、体系的な金融リスクが発生しないように保証する能力がある。

 李克強総理はまた、中国の温暖化対策に関して回答した際に、次のように述べた。中国は次の段階で、石炭エネルギーなどの化石エネルギーの全体におけるエネルギー消費の比重を小さくするとともに、石炭クリーン化技術の推進に努める。中国が先進国から多くの石炭クリーン化技術と製品を導入することを希望する。中国は発展途上の大国として、温暖化を積極的に対応し、環境を保護するが、「共通だが差異のある責任」を主張する。我々は力の及ぶ限り、グリーン低炭素の発展路線を歩む方針だが、比較的長い過程が必要になる。

 李克強総理は中国のグローバル金融市場への進出に関して回答した際に、次のように語った。中国の金融は中国の発展と同様に、ますます開放される。我々はまさに自身の実力、経験及びグローバル金融市場のニーズに応じて、越境貿易の人民元建て決済、越境投資の人民元の使用、オフショア人民元業務の発展を秩序正しく推進して、中国自身の発展を促進し、世界の金融システムと市場の改革と発展に適応すると同時に、世界の金融システムの安定を擁護するためにも貢献した。

(新華網日本語)

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