ヤップ島弧海山での生態系調査を終えた中国の海洋調査船「科学号」は第二陣調査のため、10日にアモイ港を出港し再び西太平洋ヤップ海山の海域に向かいました。
乗船した科学者のチーフである董冬冬さん(32歳)によりますと、今回のタスクは中国科学院A類戦略的先導科学特別プロジェクトにあたる「熱帯西太平洋海洋系統物質エネルギー交換とその影響」の中の「深海海洋環境と特殊生態系」というタスクです。
乗組員72人で、6000カイリの旅を予定しており、2月半ばまでに戻るということです。
今回の目的地「西太平洋」海域は、中国の近海環境に最も大きな影響を及ぼす海域で、世界の海山が最も密集している海域でもあります。中国最先端の海洋調査船「科学号」には、海洋大気、水質、海底、深海極端環境とセンシング情報の現場認証など、5つの機能が備えています。航行を開始した2012年9月から航行距離はすでに5万カイリに達したということです。
(中国国際放送局)
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