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甌江サミット、産業界のスマート化・DX加速を提唱

新華社 | 2021-07-16 14:50:39 | 編集: 张一

   【新華社温州7月16日】中国浙江省温州市でこのほど、2021甌江(おうこう)サミットと第2回国際工業・エネルギーインターネット・イノベーション発展大会が開かれた。開幕式には、中国科学院などの院士(アカデミー会員)や大学・研究機関の専門家・学者、国際機関・業界団体の代表、政府関係者など700人余りが出席し、スマートグリッドの構築やエネルギー革命の推進などについて意見を交わした。

   開幕式では、産業界でのスマート化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速、電力分野へのDXの試験導入、先進的な基準による業界の規範化された発展の主導などを盛り込んだ「甌江コンセンサス」が発表された。インターネット検索大手・百度(バイドゥ)の「人工知能(AI)プロジェクト」、送電大手・国家電網の「炭素中立(カーボンニュートラル)実験室」、中国通信大手・中国電信(チャイナテレコム)の「モノのインターネット(IoT)合同実験室」、独総合電気大手シーメンスの「産業用ソフトウエア・イノベーション・エンパワーメントセンター」などの立ち上げも発表された。浙江省全省の電気産業をスマート化する「電気産業ブレイン試行事業」の発足式も行われ、クリーンエネルギーの普及、カーボンニュートラル応用技術研究所の共同建設、エネルギーインターネット・インダストリアルインターネット、新素材応用などの分野のプロジェクト18件が締結された。

   テーマフォーラムは「第8回国際IoTセンサー技術サミット」「パイオニア百人フォーラム」「グリーンエネルギーフォーラム」「デジタルスマートシティーフォーラム」「デジタルスマート電力フォーラム」「スマート工場・スマート製造フォーラム」の六つが開かれた。

   期間中には、IoTの実際活用とデジタル化体験、産業観光地を組み合わせた産業・エネルギーIoT博覧会が開かれたほか、「グリーン・低炭素総合エネルギーモデル館」「地域エネルギーテーマ館」「産業デジタル化エンパワーメントテーマ館」「スマート電気デジタル化センター」など13のテーマ別展示エリアも設けられた。展示エリアには、二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウトとカーボンニュートラルを背景とし、スマート製造を主軸に据えたグリーン・低炭素・産業デジタル化モデルパークも建設された。

   

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