重慶市の夜景色。（資料写真、重慶＝新華社記者／黄偉）
【新華社重慶７月１６日】中国重慶市はこのほど、第１回国際投資促進プロモーションを開き、全世界に向けライブ配信した。同市招商投資促進局の周青（しゅう・せい）局長は、今後５年で契約ベース１０兆元（１元＝約１７円）の資金導入を目指す考えを示し「最良のチャンスを世界の投資家に提供する」と述べた。
同市はここ数年、物流ルートやプラットフォーム、通関地、事業者、ビジネス環境などの整備が大きく進展し、国内外企業の進出が増え続けている。外国資本の投資に対しては「参入前内国民待遇とネガティブリスト」管理制度を全面的に実施し、国際経済・貿易の新規則との結びつきを加速させ、外資流入の安定を図っている。
第１４次５カ年規画（２０２１～２５年）期間中は、先進製造業や科学技術イノベーション、現代サービス業、都市の高度化、農村振興などの発展に重点を置き、巨大な投資機会を創出する。
同市にあるハイテク産業開発区や経済技術開発区、保税機能区などの国家級重要開発・開放プラットフォームと市級の産業パークなどは、それぞれが持つ優位性を発揮し、世界の資金とプロジェクトを引き寄せている。両江新区は本体×付帯施設、資本×株式、資源×プロジェクト、資本×市場、資産×政策、プラットフォーム×パークの六つの協力方式を備えており、中国西部（重慶）科学城は人材、イノベーション、産業、金融の四分野をめぐる「科学の城・イノベーション拠点」を形成している。重慶経済技術開発区は、西部地域で最初の国家級経済技術開発区として、エコロジーとデジタル関連に焦点を当てた産業エコシステムの育成を目指している。
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