2日、尕海湖にたたずむ国家1級保護動物のオグロヅルとひな。(小型無人機から、碌曲=新華社記者/杜哲宇)
【新華社蘭州6月9日】中国青海チベット高原北東辺縁部の甘粛省甘南チベット族自治州碌曲(ルチュ)県に位置する尕海(がかい)湿地では、オグロヅルなどが繁殖シーズンに入り、ひながかえる時期を迎えている。
同湿地は黄河の主要な支流、洮河(とうが)の水源地で、水を蓄え、水質を浄化する役割も果たしている。生態環境や気候が優れていることから、ここ数年はオグロヅルやナベコウ、オジロワシなど希少な渡り鳥のすみかとなっている。