【新華社北京５月１９日】中国国家衛生健康委員会は１９日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が１８日、新たに１４人確認されたと発表した。いずれも輸入症例で、内訳は上海市９人、陝西省２人、江蘇省１人、湖北省１人、広東省１人となっている。死者と感染の疑いがある患者は新たに確認されなかった。新たな退院者は１３人で、経過観察が解除された濃厚接触者は４８３人だった。

   １９日午前０時時点の中国本土の感染者数は２９６人で、うち重症者が３人となっている。

   輸入症例患者は現在２６１人で、うち重症者が２人。感染の疑いがある患者は１人だった。輸入症例の累計感染者数は５８９０人で、うち５６２９人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

   １８日に新たに確認された無症状感染者は１３人（安徽省１人、輸入症例１２人）。同日に確定診断された感染者は３人（全て輸入症例）で、経過観察が解除されたのは１４人（全て輸入症例）だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は３４５人（輸入症例３２７人）となっている。

   １９日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万９０８人で、退院者は８万５９７６人、死者は４６３６人となった。特定された濃厚接触者は累計１０１万７４３９人で、現在も７２９３人が経過観察を受けている。

   香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計１万４１３６人で、内訳は香港特別行政区が１万１８２６人（退院１万１５３５人、死者２１０人）、マカオ特別行政区が５０人（退院４９人）、台湾地区が２２６０人（退院１１２７人、死者１４人）だった。

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