29日、接種を受ける外国人住民にワクチンの情報を示す医療スタッフ。(上海=新華社記者/袁全)
【新華社上海4月1日】中国上海市は29日「関連情報の理解、自発的、自費、自己責任」の原則に基づき、市内在住の外国人を対象にした新型コロナウイルスワクチン予約接種を全面的に開始した。
同市疾病予防控制センターの発表によると、接種を決めた外国人住民は「健康雲」というスマホアプリを使い、オンラインでワクチン接種の予約登録を行う。予約完了後に届くメールを確認し、指定された時間に中国の外国人永久居留証またはパスポートと有効な居留許可証を持って接種会場に出向く。
使用される国産の新型コロナウイルス不活化ワクチンは、2回の接種が必要となる。