28日、チャルチャン県の中心市街地付近の砂漠で植樹する人々。(小型無人機から、チャルチャン=新華社記者/高晗)
【新華社ウルムチ3月31日】タクラマカン砂漠の南端に位置する中国新疆ウイグル自治区のチャルチャン県では、暖かくなるにつれ、砂漠緑化のための植樹活動が始まった。
同県は面積の3分の2が砂漠化した土地で、県城(中心市街地)と砂漠は1本の川で隔てられている。1998年から防風・防砂対策を開始し、以来20年以上植樹が続けられている。県内を流れるチェルチェン(車爾臣)河の東側に広がる砂漠には、幅7・5キロメートルの防風林が20キロ以上にわたって植えられ、同県の生態環境と住民の生活環境は大幅に改善された。