13日、南京市溧水区の傅家辺精品草苺生活館で、熟れたイチゴを見せる農家。(南京=新華社記者/季春鵬)
【新華社南京3月16日】中国江蘇省南京市溧水(りつすい)区は、地元で栽培されるイチゴを「溧水イチゴ」としてブランド化し、イチゴを中心とした産業の振興に力を入れている。科学研究機関との協力を強化して先進的な栽培技術を導入し、有名な販売チャネルを活用することで安定した販路を確保する一方、イチゴ狩りやエコツーリズム、ファミリーレジャー、科学教育を一体化した「農業と観光の融合モデル」を構築、イチゴを農家に富をもたらす作物に育て上げている。同区のイチゴ栽培面積は現在、約2万ムー(約1333ヘクタール)。昨年の生産量は3万トンを超え、生産額は6億元(1元=約17円)以上に達した。