9日、江西省宜春市袁州区の寨下鎮中心小学校の花畑で写生する子どもたち。(宜春=新華社記者/彭昭之)
【新華社宜春11月18日】中国江西省宜春(ぎしゅん)市袁州区の寨下(さいか)鎮中心小学校は、典型的な山間部の学校で、同校に在籍する子どもたちの8割が出稼ぎ中の親と離れて農村で暮らす留守児童だという。校舎前の広い荒れ地には雑草が生い茂っていたが、今年の夏休みに着任した殷大福(いん・だいふく)校長は、子どもたちが放課後に遊べる場所を作ろうと考え、教師らと共に荒れ地を整備して、ヒャクニチソウ(百日草)の種を植えた。初冬を迎えた今では、以前の荒れ地が花畑に生まれ変わり、美しい風景を作り出している。