26日、上海国家会展中心で開かれた第3回中国国際輸入博覧会・出展企業連盟の第1回会議。(上海=新華社記者/王翔)
【新華社上海7月28日】第3回中国国際輸入博覧会(輸入博)に出展する企業で構成される「出展企業連盟」の第1回会議が26日、上海国家会展中心(国家エキシビション・コンベンションセンター)で開かれた。
会議では、乳業専門委員会と公共衛生感染対策専門委員会を含む専門委員会が設立されたほか、韓国の現代自動車、米化学・農業大手のダウ・ケミカル、日本の資生堂、ドイツの総合電機大手シーメンス、フランスのタイヤ大手ミシュランなど加盟企業が3年間の長期出展協力に関する覚書に署名した。改訂された定款も公表された。
最新の規約によると、同連盟は幹事企業の輪番制を導入し、専門委員会の機能を強化していく。専門委員会は業界発展の動向分析による提言を行い、持続可能な成長を促進する。また、業界の全産業チェーンのリソースを統合し、大企業の働きがけによる関連企業の出展を進め、輸入博を業界企業の集積地へと作り上げる。
同連盟は2018年に開催された第1回輸入博の会期中に出展企業側の提案により設立された。現時点で142社が加盟しており、世界の23カ国・地域をカバーしている。