15日、キクラゲの菌床を見せる侯江さん・宋蘭環さん夫婦。(チチハル=新華社記者/王建威)
【新華社ハルビン7月19日】中国黒竜江省チチハル市克東(こくとう)県潤津郷礼譲村に住む70歳近い夫婦、侯江(こう・こう)さんと宋蘭環(そう・らんかん)さんはキクラゲ栽培で貧困脱却、増収を実現した。2018年、同県の貧困世帯に対する栽培養殖業発展補助金政策に心を動かされた夫婦は、試験的にキクラゲ栽培を開始した。毎日懸命に働き、2年間でキクラゲの菌床は5万本から15万本に増えた。夫婦は毎年、貧困世帯から臨時の作業員を雇っており、純利益は10万元(1元=約15円)余りに達している。