9日、自宅前の菜園でサケツバタケ(Stropharia rugosoannulata)を栽培する村民の家が立ち並ぶ黒竜江省林甸県四合郷連合村の一角。(小型無人機から、ハルビン=新華社記者/王建威)
【新華社ハルビン7月15日】中国黒竜江省大慶市林甸(りんてん)県は、大興安嶺南麓の「集中連片特困地区」(国が指定した広域特殊困難地区)にある。同県では近年、「菜園経済」の発展が貧困層の貧困脱却と増収を後押しする有効な手段となっており、農家が自宅の庭に設けた「ミニ菜園」で特色ある農作物の栽培や家畜の飼育を発展させ、「ミニ菜園」を「収入をもたらす畑」に変えることを奨励している。現在、同県の農家1万4千余世帯が自宅の庭で農作物の栽培や家畜の飼育を行っており、そのうちの3千余世帯が貧困世帯だという。