【新華社南昌7月2日】中国江西省南昌市ハイテク産業開発区(高新区)内にある艾渓(がいけい)湖湿地公園でこのほど、アネハヅルのひなが誕生した。中国南部がちょうど増水期を迎えることや、ひなが他の野生動物に傷つけられやすいことを考慮し、同公園のスタッフが保護のためひなを他の場所へ移した。生後6日が経過したひなの体重はすでに101・5グラムに達しており、スタッフはひながもう少し成長してから機を見て親鳥の元に返すことにしている。
中国の国家2級保護動物に指定されるアネハヅルは国内の個体群数量が非常に少なく、都市の公園内で自然に産卵・ふ化するのはまれだという。