6月29日、バルセロナ大学の研究室で作業をする生物学教授のアルベルト・ボッシュ氏。(バルセロナ=新華社配信)
【新華社バルセロナ7月1日】スペインのバルセロナ大学はこのほど、同大学の研究チームが昨年3月にバルセロナで採取した廃水サンプルから新型コロナウイルスを検出したと発表した。
研究チームを率いる生物学教授のアルベルト・ボッシュ氏は研究結果について、バルセロナは観光産業が盛んで、観光客が非常に多いので、人が多く集まる世界の他地域でも同様の状況が起きている可能性が高いと指摘。インフルエンザと誤診された症例が多数あるかもしれないとの見方を示した。