【新華社北京5月12日】中国で2022年に開催される北京冬季五輪・パラリンピック延慶競技エリアの建設事業体はこのほど、競技施設の国家アルペンスキーセンターと国家スライディングセンターが今年末完成の見込みで、非競技施設の延慶冬季五輪選手村モデルエリアは6月に公開を予定していると明らかにした。
延慶競技エリア建設事業体の北京北控京奥建設の責任者によると、同エリアでは新型コロナウイルス感染症の発生以降、感染予防と工事再開の両立をしっかり行ってきたという。現在は計画通り競技コースの照明や信号、スコアボードなどの補助設備の設置を進めている。
延慶冬季五輪村事業チームは今年、重点施工を本体構造から内装と屋外付帯設備に移している。現在は2回目の構造部レンガの施工を行っており、6月には選手村のモデルエリアの完成公開が予定されており、居住性向上のためのさらなる検証が可能になる。(記者/張驍)
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