10日、広西チワン族自治区桂平市にある大藤峡ダムの水門。(小型無人機から、桂平=新華社記者/曹禕銘)
【新華社北京3月23日】中国の経済活動の主要なバロメーターである電力消費は、2020年の最初の2カ月で前年比7・8%減少したが、今月初旬から目に見える勢いで回復している。
中国国家発展改革委員会(発改委)の孟瑋(もう・い)報道官によると、2次産業と3次産業の電力使用量は前年同期比でそれぞれ12%と3・1%減少し、1次産業は3・9%増加したという。
電力消費は八つの省・自治区・直轄市で増加し、内モンゴル自治区と雲南省では5%以上増加した。
孟報道官は発電量と消費の両方の指標が3月に急速に回復していると説明した。今月16日の中国全土の発電出力は178億キロワット時に達し、2月末の162億キロワット時から9・9%増加している。
電気使用量に関する新しいデータは、セクター全体の活力が回復したことを示している。非鉄金属産業の電力使用量は、昨年と同じレベルに戻り、製薬や化学、電子産業の電力使用量は平年の90%にまで回復した。
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