17日、北京工業職業技術学院の教室で撮影に応じる郭衛軍さん。郭さんは毎週、同校で玉雕の授業を行っている。(北京=新華社配信/彭子洋)
【新華社北京12月24日】玉雕(ぎょくちょう)と呼ばれる玉の彫刻は、「燕京八絶(北京の8大工芸)」の一つ。2008年に第2次国家級無形文化遺産リストに登録された。玉彫の技法をもとに編み出された「玉彫金銀錯(きんぎんさく)」は、金や銀などを玉に象眼(象嵌)する技法で、高い技術力と芸術的価値を持つ。2017年に「中国玉彫大師」に選ばれた郭衛軍(かく・えいぐん)さんは、中国の「玉彫金銀錯」技法を受け継ぐ代表的な青年職人として名高い。