【新華社瀘水12月22日】中国雲南省怒江リス族自治州瀘水市魯掌鎮三河村は山深くにあり、交通の便は良くないが、木々の生い茂る森にさまざまな野鳥が生息している。アグロフォレストリー(森林農業)に取り組むある企業が2018年、自然条件の優位性を生かしてバードウォッチングのモデルスポット2カ所を試験的に建設したところ、野鳥の撮影を目当てに全国から写真愛好家が訪れるようになった。取り組みの効果が見られたことから、地元の科学技術局が村を支援し、科学的根拠に基づきバードウォッチングスポット15カ所を設置。「バードウォッチングエコノミー」の発展を推進し、地元で一元的に進めている貧困脱却攻略と生態保護の新たな足掛かりとした。