【新華社杭州10月28日】中国浙江省の杭州インターネット裁判所は24日、アリババグループの金融会社、螞蟻金服(アント・フィナンシャル)と共同で、初の司法ブロックチェーン技術に基づくスマート契約司法アプリをリリースした。同アプリは、同裁判所の管轄範囲内におけるインターネットサービスやインターネット金融に関する契約などで、まず普及が進められる。スマート契約では、契約の締結や履行、紛争の調停や立件などの全過程がブロックチェーンに記録され、契約の履行率が向上すると同時に、少数の違約行為が効率的に処理される。
仮に違約状況が発生しても、契約の締結過程や執行状況などの全データがブロックチェーンに保存され、なおかつ公証役場や裁判所、中国科学院国家授時センターなど多くの結節点の証拠が司法ブロックチェーンに残されていることから、迅速な事実認定による紛争調停または司法裁判が可能となる。
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