【新華社北京10月4日】中国銀聯(UnionPay)はこのほど、ボスニア・ヘルツェゴビナとチリで銀聯カードのサービスが始まり、世界的なネットワークが176カ国・地域に拡大したことを明らかにした。また、バーレーンとマダガスカルで新たに銀聯カードが発行され、海外で同カードを発行する国・地域は57となった。
中国銀聯によると、同カードはますます多くの国・地域で人気の決済手段となっており、海外で2800万以上の事業者が決済を受け入れている。同カードは57カ国・地域で累計1億2千万枚以上発行され、今年上半期(1~6月)の取引件数は前年同期比40%近く増加した。
中国銀聯は、海外で同カード発行数が急増したのは、中国が対外開放のペースを加速させ、国内外の双方向決済ニーズが絶えず高まっていることと密接な関係があると説明した。
消費者の決済習慣の変化に応じて、銀聯はここ数年、モバイル決済製品を積極的に革新し、産業各界と共同で銀行業界統一のモバイル決済アプリ「雲閃付」(QuickPass)を発表。登録ユーザーが2億人を突破した。中国人消費者向けサービスの「標準装備」として「雲閃付」を導入する海外の事業者も増えており、今では海外300万以上の事業者で同サービスが利用できる。(記者/李延霞、呉雨)
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