19日、ドイツ・ミュンヘンで行われたファーウェイの発表会。(ミュンヘン=新華社記者/逯陽)
【新華社ミュンヘン9月21日】中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は19日、ドイツ・ミュンヘンで新製品発表会を開き、今年のフラッグシップモデルである新型スマートフォン「Mate 30」シリーズを発表した。同シリーズは次世代通信規格「5G」対応モデルも用意されており、同社としては「Mate 20 X 5G」に続く新型5Gスマホとなる。
同社コンシューマー事業部の余承東(よ・しょうとう)最高経営責任者(CEO)は発表会で、「Mate 30」シリーズがチップセット「Kirin 990」を搭載し、OSはAndroidをベースにした「EMUI 10」を使用していると紹介。同シリーズはファーウェイがテクノロジーや美学、モバイル映像、イノベーションの相互作用などの新たなライフスタイルへの模索を融合し、イノベーションを通じてフラグシップモデルのイメージを再構築し、誰もが「スーパーインテリジェンス」を手にすることができるようにしたと表明した。
発表会ではこの他、同社が独自に開発した「Kirin A1」チップを初めて搭載したスマートウォッチ「HUAWEI Watch GT2」とワイヤレス・ブルートゥースイヤホン「FreeBuds3」も発表された。