米による３千億ドル相当の中国製品への追加関税に断固反対　商務部

  【新華社北京８月３日】中国商務部の報道官は２日、米国が３千億ドル（１ドル＝約１０７円）相当の中国輸入製品に１０％の追加関税を課すとしたことについて、次のような談話を発表した。

  米国のこうした措置は、中米両国元首が大阪での会談で一致した共通認識に著しく背き、正しい軌道から外れており、問題解決の役に立たない。中国はこれに強い不満を示し、断固反対する。米国が追加関税措置を実行に移せば、中国は国家の核心的利益と人民の根本的利益を断固として守るために、必要な対抗措置を取らざるを得ず、全ての結果は米国が責任を負うことになる。

  米国が貿易摩擦をエスカレートさせ、追加関税を課すことは中米両国人民の利益や世界の人々の利益に合致せず、世界経済を衰退に向かわせる影響を与える。中国は一貫して貿易戦争に勝者はいないと考える。戦いを決して望まないが、戦いを恐れることはなく、必要な時には戦わざるを得ない。米国が速やかに誤りを正し、平等と相互尊重に基づいて問題を解決し、正しい軌道に戻ることを希望する。

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