18日、「永楽大典」文献展を見学する来場者。(北京=新華社記者/潘旭)
【新華社北京5月22日】北京市の中国国家図書館で「国家図書館所蔵『永楽大典(えいらくたいてん)』文献展」が開催されている。同展はアジア文明対話大会(CDAC)の関連イベント「アジア文明合同展」の一環。「永楽大典」は国家図書館の四大特別所蔵品の一つで、代表的な所蔵品でもある。同館所蔵の「永楽大典」は合計224冊(うち62冊は台北故宮博物院で一時保管)で、現存する「永楽大典」の半数以上を占める。今回の文献展は同館が所蔵する「永楽大典」12冊のほか、貴重な善本や古書、銅器や石彫から写し取られた拓本、名家の自筆原稿や地図、「永楽大典」が国家図書館に収蔵された各時期の公文書、異なる時期に出版されたり、海外で収蔵されたりした「永楽大典」、及び影印本などを展示している。