22日に小型無人機から撮影した接合された商合杭鉄道の裕渓河特大橋。(蕪湖=新華社記者/劉軍喜)
【新華社蕪湖4月24日】中国鉄路総公司によると、河南省商丘市と安徽省合肥市、浙江省杭州市を結ぶ商合杭鉄道の裕渓河特大橋が22日午前、接合に成功し、2020年の同鉄道の全線開通実現に向け大きく前進した。
安徽省馬鞍山市含山県に位置する裕渓河特大橋は中鉄三局橋隧公司が建設を手掛け、主橋の全長は686メートルで、主塔に「H」型の塔を採用し、塔の高さは123メートル。時速350キロに達する高速鉄道の大型斜張橋では国内初めてとなる鋼箱桁構造を使用し、300メートル以上のスパンの橋桁で初めてスラブ軌道構造を採用した。橋のメインスパンは324メートルで、完成すると現時点で世界最大スパンのスラブ軌道を採用した高速鉄道橋となる。