中国の第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の第2次全体会議が8日、北京の人民大会堂で開かれた。(北京=新華社記者/丁林)
【新華社北京3月8日】中国の栗戦書(りつ・せんしょ)全国人民代表大会(全人代)常務委員会委員長は8日午後、全人代常務委員会の委託を受け、第13期全人代第2回会議の第2次全体会議で「全国人民代表大会常務委員会活動報告」を行い、審議に提出した。
報告によると、中国の電子商取引(EC)市場は世界一の規模を誇り、その従事者は数千万人に達し、多くの消費者と関わりを持っている。電子商務法の制定は、ECの健全な発展や消費者の合法的な権益の維持、市場の公平性にとって重要な意義をもつ。全国31省・自治区・直轄市の人民代表大会常務委員会は、大気汚染防止に関する法規の制定や改正作業をすべて完成させた。また、同委員会は昨年、中国海警局の海上権益維持のための法執行の職権に関する規定を採択した。英雄烈士保護法の制定と実施は、国家の安全、特にイデオロギーの安全維持に法的保障を与えている。