中国浙江省杭州市の未来科技城国際会議センターで19日、5G商用化技術に関する製品展「未来・展」が開催された。5Gイノベーション応用サミットフォーラムの関連イベントであるこの「未来・展」では、20余りの5G技術に関する製品や、スマートホーム、スマートシティーなどでの5G技術の全く新しい活用事例が紹介された。(杭州=新華社記者/徐昱)
【新華社北京2月1日】中国工業・情報化部通信発展司(局)の聞庫(ぶん・こ)司長は29日、国務院新聞(報道)弁公室主催の記者会見の席上、5G(第5世代移動通信システム)の進展状況について記者から質問された際、次のように答えた。
5Gの研究開発を後押しする面で、中国には5G推進チーム、すなわちIMT―2020(5G)推進チームがある。この推進チームの手配の下で、技術の研究開発試験を進め、各国の関連研究開発企業の技術の成熟を速めた。同時に、中国にも重大な特別プロジェクトがあり、外国企業を含む研究開発企業を招いて5Gの研究開発活動に参加させ、技術試験を進め、この方面での全体協力を強化した。
試験状況から見ると、現在のシステム設備製品はすでにほぼプレコマーシャルの水準に達しており、関連企業は端末チップと端末製品の研究開発を鳴り物入りで進めているといわれる。
「現在の進行状況から見ると、今年中に比較的良い商用端末が登場する見通しだ」。5Gは4Gとは異なる。5Gはすべてのモノが互いに結ばれる次世代情報ネットワークの基盤施設となり、この方面では多くの応用があるだろう。そのうち、コネクテッドカーは5G応用の重要な分野の一つである。コネクテッドカーの速やかな発展はまた、5Gの業界や分野の垣根を越えた融合発展のために経験を模索、蓄積し、5Gのためにより良い、より広々としたプラットフォームを提供することになろう。
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