25日、書籍「風味人間」ファン交流イベントで来場者と交流する陳暁卿氏(右)と李立宏氏。(北京=新華社記者/邱虹)
【新華社北京1月27日】昨年末に公開され中国の新たなグルメブームの火付け役となったドキュメンタリー映像作品「風味人間」の書籍がこのほど、中信出版集団から発行された。同書籍を巡り映像作品関係者がファンと交流するイベントが25日に北京で開かれ、作品総監督の陳暁卿(ちん・ぎょうけい)氏と同作品でナレーションを務める李立宏(り・りつこう)氏が登場し、グルメに関する忘れがたい思い出を紹介して、人と食べ物の出会いの旅について語った。
同映像作品は、動画サイトで公開されてから3時間で再生回数1億回を突破し、現時点で総再生回数は9億回を超える。このほど発売された同名の書籍は、世界における中国料理の変化と普及、各国の食材の融合を紹介するとともに、中国式・西洋式調理の食物に対する認識とイメージを対比させ、異なる地域や民族の独特な個性や文化の多元性を映し出し、行間に「『人間』(この世)のうまいもの」が詰まっている。
陳氏は、同作品のために世界のグルメを参考にしているが、東洋・西洋には偶然一致しているものが多くあり、国外の絶品グルメも皆の共感を得られるだろうと語った。また、好きな本を紹介するコーナーでは、日本の歴史学者、宮崎正勝氏の著書「知っておきたい『食』の世界史」を含む3冊を挙げた。(取材/張暁華、邱虹)