23日、「宮中の年越し」没入型デジタル体験展の「花開歳朝」エリアを体験する来場者。(北京=新華社配信/劉憲国)
【新華社北京1月24日】中国北京市の故宮博物院が春節(旧正月)に行う大型展示「賀歳迎祥-紫禁城で過ごす年越し」で、重要な構成要素の一部をなす「宮中の年越し」没入型デジタル体験展が23日、故宮内乾清宮の東廡(とうぶ、東側の建物)で開幕した。
同展は、故宮の歴史や所蔵文化財の持つ年越し要素を融合させ、デジタル投影技術やバーチャル映像、インタラクティブキャプチャなどを用い春節文化と観衆との双方向体験を図る。伝統文化の要素と現代アートデザインを織り交ぜることで、革新的な文化体験空間を作り上げている。来場者は没入空間の中で新鮮で味わい深い年越しを体感することができる。